「ターミナルって何?黒い画面が怖くて触れない…」
プログラミングを始めようとしたとき、こんな壁にぶつかる方は多いです。
プログラミンでは基本的に、はじめhomebrewと言われるパッケージマネージャーを必要とします。
しかし、それすらも知らないと「brew install〇〇」というコマンドを見かけても、Homebrewって何?どうインストールすればいいの? と途方に暮れてしまいます。
この記事を読めば、ターミナルを開いたことがない初心者でも、30分でHomebrewが使え、快適にバイブコーディングを始められます。
ここでは丁寧なステップと注意点つきで解説しますので、安心して進めてください。
この記事の対象者
- Macを持っているがターミナルをほとんど触ったことがない方
- 「brew install〇〇」という記述を見かけたが意味がわからなかった方
- 開発環境の第一歩として、Homebrewをインストールしたい方
ターミナルとは?開き方
ターミナルとは、Macに文字を打ち込んで命令を与えるための「黒い画面」のアプリです。マウスでクリックするのではなく、文字(コマンド)を入力してMacを操作します。
最初は怖そうに見えますが、使うコマンドはほんの数種類だけ。この記事で使うコマンドはすべて丁寧に説明します。
ターミナルの開き方
- キーボードで ⌘(Command)+ Space を押す
- 「ターミナル」と入力する
- 「ターミナル.app」が表示されたらEnterを押す
以上でターミナルが開きます。黒い画面に白い文字が表示されれば成功です。
Homebrewとは?なぜ必要か
Homebrewとは、「Macにツールを簡単に入れられる仕組み」 です。よく「エンジニア向けのApp Store」と例えられます。
MacのApp Storeでは、グラフィカルなアプリ(アイコンをクリックすると起動するアプリ)をインストールできますが、開発に使うツール(例:wget、node、pythonなど)は通常の方法では管理しにくいのが難点です。
Homebrewを使えば、ターミナルに短いコマンドを打つだけで、これらのツールを簡単にインストール・管理できます。
⚠️ Homebrewなしではどうなる?
手動でダウンロード・設定する必要があり、バージョン管理も大変。Homebrewがあれば1行のコマンドで完結します。
プログラミング、バイブコーディングを始めて一番大変なのがバージョン管理。
この概念を理解していないとせっかく使えるアプリを作っても、使用しているツールのバージョンアップで作ったアプリが使えなくなることも。
バージョン管理は、こまめに行うことをお勧めします。
【事前準備】Xcode Command Line Toolsのインストール
Homebrewをインストールする前に、「Xcode Command Line Tools」 という開発用の基本ツールが必要です。これはAppleが提供するもので、Homebrewが動くための土台になります。
① まずインストール済みか確認する
ターミナルに以下を入力してEnterを押してください:
xcode-select -p
/Library/Developer/CommandLineTools のようなパスが表示されれば、すでにインストール済みです。次のセクション「Homebrewをインストールする」へ進んでください。
② 未インストールの場合はこのコマンドを実行
xcode-select --install
実行するとポップアップが表示されるので「インストール」をクリックして進めてください。
⚠️ インストールに時間がかかります
環境によって数分〜十数分かかることがあります。進行中は画面を閉じずにそのまま待ちましょう。
Homebrewをインストールする
準備ができたら、いよいよHomebrewのインストールです。公式サイト(brew.sh)からコマンドをコピペするだけで完了します。
① 以下のコマンドをターミナルにコピペしてEnterを押す
/bin/bash -c "$(curl -fsSL <https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh>)"
⚠️ パスワードを求められます
入力しても画面に文字が表示されませんが、正常です。入力後にEnterを押してください。
途中で Press RETURN/ENTER to continue と表示されたら、Enterキーを押して進めてください。
② Apple Silicon(M1以降)の方は追加手順があります
インストール完了後に「Next steps:」というメッセージが表示される場合があります。表示された2行のコマンドを順番にコピペして実行してください(IntelのMacでは不要です)。
💡 自分のMacのチップ確認方法
画面左上のAppleマーク →「このMacについて」→「概要」タブを確認。「Apple M1」などと書かれていればApple Siliconです。
③ インストールを確認する
brew doctor
Your system is ready to brew. と表示されれば成功です!
覚えるべき基本コマンドは4つだけ
Homebrewのコマンドはたくさんありますが、最初に覚えるべきは以下の4つだけです。
| コマンド | 用途 |
|---|---|
brew install <名前> | ツールをインストールする |
brew uninstall <名前> | ツールをアンインストールする |
brew update && brew upgrade | Homebrew本体+ツールを最新版に更新する |
brew list | インストール済みツールの一覧を確認する |
実際に試してみよう — wgetをインストールする
wget はWebサイトなどインターネット上からファイルをダウンロードできる軽量ツールです。練習にちょうどいいサイズなので、手を動かして体験してみましょう。
インストール
brew install wget
動作確認
wget --version
バージョン番号が表示されればインストール成功です。
アンインストール(練習後に不要なら削除OK)
brew uninstall wget
まとめ
この記事では、Mac初心者向けにHomebrewのインストールと基本コマンドを解説しました。
- ターミナルはSpotlight(⌘+Space)で開ける
- Xcode Command Line Toolsを先にインストールする(
xcode-select --install) - 公式コマンドをコピペするだけでHomebrewが入る
brew doctorで確認する習慣をつける- 基本コマンドは
install/uninstall/update & upgrade/listの4つ
Homebrewが使えるようになったら、次のステップとして以下の記事も参考にしてみてください。
- 【次のステップ】Node.jsのインストールとバージョン管理(volta / nvm)
- 【次のステップ】Pythonのインストールとpyenvによるバージョン管理
- 【次のステップ】VS CodeをHomebrewで一発インストール(
brew install --cask visual-studio-code)
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